はじめてのPPZ〜PPZのおいしい黄泉かた〜

あっという間に四十九日から1週間近く経ってしまいました。
今日は版権エージェントさんから『高慢と偏見とゾンビ』の続篇(前日談)のポスターと棺本をいただきました。四十九日のお祝いかしら。うれしいなあ。編集部で堂々と貼ろうとしたら嫌がられたので、コッソリ飾ることにしました。幼き日のゾン子。

そういえば、屍民の皆さんはカバーのハンド冥土を楽しんでくれたカナー。だとイイナー。

四十九日が済んで、ほっと一息、ゾン子が屍になってるんじゃないかと思った方――正解です。まあ、日々ゾン日なんですけれどもね。
毎日更新しようと思ってましたが、なかなか墓穴堀りに忙しく。
そういうわけで、開き直って「ほぼ終刊ブログ」ということにしようと思います。どうぞヨロシクー☆
さて、これからは墓地墓地と前々からブログを開設したらやろうと思っていたことをアップしていきます。

まずは、ツイッターでも度々皆さんの頭を悩ませてきた問題。
Q.「『高慢と偏見とゾンビ』(以下PPZ)を読む前に、オースティン女屍の生存時代の作品『高慢と偏見』(以下PP)を読むべきか否か?」

ということについてゾン子がお答えしましょう。

A.基本的には、PP(いわゆるゾンビ抜き)を読んだ記憶があるほうが、よりPPZ(ゾンビ入り)を楽しめると思われます。ですので、屍者の列に加わった読者の方の多くは、PPZ前に予習と称してPPを読まれているようです。ゾン備万端で「これからPPZに挑みますよ、ゾン子さん」と宣言してくれる(ツイッターで)方もいらして、ある種の儀式のようなものなのかもしれません(うれしい)。

 ただ、「いますぐにPPZを読みたい」という方や、「PP中だが、苦しくて心が折れそうだがどうしよう」という声もちらほら寄せられておりました。

 そういったケースでは、映画「プライドと偏見」や、BBCのドラマ、はたまたPPとPPZを併読するというウラ技をございます。また、ぶっつけPPZに挑んだかたもいらっしゃいましたが、それで十分面白かったヨ、というご感想もいただいております。その場合、ウィキペディアなどで、あらすじにざっと目を通しておいたほうがいいかもしれませんね。

つまり、黄泉かた自由なPPZなのです。
なによりも、PPZを楽しむことが最優先なのです。もちろん骨の髄まで味わいつくしたいという方には、予習をオススメしております。

ですので皆さんもご自身にあった黄泉かたを選んでみてくださいね。

呪いを込めて…☆
ゾン子